第二子を出産して2か月程経った頃、乳頭・乳輪鵞口瘡になりました。これは数年前に私が経験したことなのですが、今もこの情報はネット上で少ないようなので、その時の記憶を頼りに書いていきます。
今、困っているお母さんたちの参考になりますように。
妊娠中にカンジダ膣炎になった!
実は第二子を妊娠中、半年くらいのときに膣カンジダ症になりました。今までそのような病気になったことはなく(第一子を妊娠中も含めて)妊娠発覚後は温泉に入ったりもしていなかったので、かなり焦りました。
あの強烈な痒みとおりものの臭いに、何の性病にかかったのかと夫を疑うところでした(^-^;
病院では、
カンジダは常在菌で、今は妊娠中だから抵抗力が落ちているのかもね。
と言われて一安心でした。その時は塗り薬と、2回くらい膣内に薬を入れてもらい、1か月程で完治しました。
赤ちゃんに影響するので、出産までに完治しなくてはいけませんでした。しっかり治したんですけどねぇ(^-^;
しかもうちの子は帝王切開だったので、産道は通っておらず、母子感染の可能性は低いのでは?と思っているのですが、どうなんでしょうか。
乳頭・乳輪カンジダ(鵞口瘡)の症状は?
第二子を無事に出産後、2か月くらい経った頃のことです。
当時はミルクと混合だったのですが、ある日、自分の乳首が痒いこと、ピリピリと痛むことがあるのに気が付きました。でもそのときは、
母乳パッドを換えるのが遅かったのかな?
まだ授乳のリズムがうまく出来ていないからかな?
乳腺詰まり気味なのかな?
と軽く考えていました。
しかし、その違和感は日に日に増していってしまったのです。
新生児の頻繁な授乳もあり、ピュアレーン(乳首を保湿する油)でラップパックをしたりしていましたが改善されず、ついには乳首の付け根がパックリ割れて、授乳の度に激痛が走るようになりました。
あの痛さを説明すると、ただ乳首が切れて痛いのではなく、授乳が恐怖になるレベルです。乳首を赤ちゃんの口に含ませる瞬間が本当に辛く、涙が出ます。
私は唇を噛んで耐えていました。早く気づけばよかったです。
その時は、乳首が切れたのは頻繁な授乳のせいだ(乳首が丈夫になるまでの我慢だ)とばかり思っていましたが、後から調べてみると、それも乳頭・乳輪鵞口瘡の症状の一つでもあるようでした。
そして、お風呂に入る時に気が付いたのです。自分の乳輪が日に日に白くなっていくことに!!
その時はノーテンキに
わぁ!今まで見たこともないくらいピンク色になってる♪
と思っていましたが、数日後には乳輪と周りの皮膚の色が同じくらいになってきたのです。そして乳輪には小さな赤いポツポツが出てきました。
え!?これ、なんかやばくない!?
その時ようやく気が付きました。
強烈な痒みで寝ている間に掻いてしまうのか、母乳パッドが母乳以外の液体で黄色く汚れていることも増えました。
3か月検診がもうすぐだったので、その時に病院で相談することにしました。
子供は鵞口瘡だった!
そして3か月検診で、病院の先生に
乳首の様子がおかしいのですが、乳首もカンジダではないでしょうか?
と相談したら
え~?あっ。そうだね、うちでは珍しいな。
と言われました。それと同時に、第二子は鵞口瘡と診断されました。
確か、生後1か月を過ぎたとき上あごが白くなっていたので、ミルクのこびり付きにしては取れないしおかしいなと思っていました。
鵞口瘡は赤ちゃんが母乳を上手く飲めない原因やおむつかぶれにつながるので、早急に治療することになりました。
治療方法は?
病院では母子共に抗真菌剤の塗り薬をもらいました。
この病気は、2人が同時に治さないと、ピンポンのようにうつし合ってしまうということで、授乳後は毎回第二子の口の中に薬を塗りつつ、自分の乳首にも塗りました。
私は乳首に薬を塗っているので、授乳する前に清浄綿で薬を拭き取ってから授乳をしていたのですが、これがなかなか面倒で、一度忘れてしまって激しく後悔した記憶があります。
その時は産後のせいか精神的に不安定で
どうしよう!どうしよう!こんな小さな赤ちゃんに母乳と一緒に飲ませたらいけない薬を飲ませちゃったよぉぉぉ( ;∀;)
と落ち込みましたが、もしそうなってしまっても次から拭けば大丈夫です。それにうちの子は何度かやっちゃったかもしれませんが、今も元気です。
おわりに
母親は身体が資本なので、何かと無理をしてしまいがちですが、やっぱりおかしいと思ったら早めに病院へ行くのが一番です。
ちなみにカンジダも鵞口瘡も放置しておいたら自然に治るものではないらしいので、赤ちゃんを連れての病院通いは大変ですが、迅速に対応することをおすすめします。1か月くらいの辛抱です。
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