ある日、水槽で赤いミナミヌマエビを見つけました。
調べてみると、各サイトには赤いミナミヌマエビは危険な状態である可能性を示唆する内容がちらほら。
ショックを受けつつ急いで水替えをし、何とか生き延びてくれ!と願いました。
すると、2日3日…1週間経ちました。意外と長生きするので、これは危険な状態ではなくて、このミナミヌマエビの色なのだと気がつきました。
ミナミヌマエビって、タコのように擬態能力があるので、色が変わることもしばしばあります。この子も一時的なもので、そのうち赤くなくなっちゃうのかなと思っていたら、赤いまま大人になったので記録に残しておきたいと思います。
この記事では、うちのミナミヌマエビたちの色の変化をまとめました。
赤いミナミヌマエビ
こちらは、子供の頃から赤いままをキープし続けてくれている貴重な子です。
うちでは、赤いミナミヌマエビだけの水槽を作りました。この水槽にいる3匹のエビは基本的に赤い色を維持してくれている子です。たまに元の色に戻る子不安定な子もいますが。
一説によると赤いミナミヌマエビは、水質悪化によるストレスを受けていて★になる寸前だという説もあるのですが、この子たちは赤いまま数か月間元気に生きているので、必ずしもそうではないみたいです。
この子たちがうまく繁殖したら子供の色も赤くなるのかな?と楽しみにしています。
※追記 赤い子だけの水槽で卵が孵り、その後赤ちゃんエビが1cmくらいになるまで観察しましたが、親の遺伝を受け継いで赤くなるエビはいませんでした。
悲しい。やっぱり色はその子自身の個性みたいなものなのかもしれません。
青いミナミヌマエビ
こちらはたまに見かける青いミナミヌマエビです。子供の時はよく見かけますが、大人になって青くなるのは珍しいです。残念ながら色はすぐに元に戻ってしまいました。
生まれて1か月くらいの赤ちゃんエビはよく色を変化させます。ホントに薄っすら青くなっていたり、かなり濃い青い子もいたりしたんですけど、うまく撮れませんでした。
青いミナミヌマエビなんて珍しいんじゃないの!?えっ。一匹500円くらいで売ってる!!このまま青いミナミヌマエビに育ったらすごいんじゃないの?
なんてウキウキしていたのですが、その赤ちゃんエビたちもあっという間に普通のミナミヌマエビの白っぽい色に戻っちゃいました。
水槽の環境は砂利のサンドが水色で背景は青にしていました。あのまま青いまま育ってくれたらよかったのになー。
基本のミナミヌマエビ
こちらは基本の色の白っぽいミナミヌマエビです。
子供の頃から、こんなかんじの白っぽい半透明なミナミヌマエビがほとんどです。内臓の色が目立ちますね。
大人になってもこの姿でいる個体もいます。
緑色のミナミヌマエビ
こちらは、ウィローモスを縄張りにしているミナミヌマエビに多い、緑色になっている個体です。
こういう濃い緑色になるミナミヌマエビもごく稀にいるのですが、翡翠みたいでとてもキレイです。すぐに元に戻っちゃうんですけどね。
オレンジ色のミナミヌマエビ
こちらは、ちょっと珍しいオレンジ色のミナミヌマエビです。
なぜ、オレンジ色になったかというと、この水槽の奥にオンにするとオレンジ色のランプ付く延長コードのスイッチがあるんです。
きっとこのスイッチのオレンジ色に擬態しようとしたんだと思います。数日後には元の白っぽい色に戻ってしまいました。残念。
黄色いミナミヌマエビ
先程のオレンジ色のミナミヌマエビと大差ないかな?
黄色いミナミヌマエビです。この時は近くに黄色いものなどなかった気がするのですが、なぜか黄色く変化していました。すぐに見かけなくなりましたが。
必ずしも周りに擬態するために色を変化しているわけではないみたいです。食べ物とかも関係あるのかもしれません。
しましまのミナミヌマエビ
こちらは、白っぽい色のミナミヌマエビの次に多いと思われる白黒のミナミヌマエビです。ブラックタイガーみたいです。
ソイルを黒くするとこの色のミナミヌマエビが増えました。
黒いミナミヌマエビ
こちらは今まで一匹しか見つけたことのない、とても珍しい黒いミナミヌマエビです。
一説によるとミナミヌマエビは、タコのように危険を感じると背景と同化しようと色を変えるらしいのですが、まさにこの時は、この水槽内でよくミナミヌマエビが熱帯魚に襲われていました。
ご遺体になった状態で魚たちがつついていたり、口にくわえていたり、ひどい時は狩りの真っ最中だったり…(水槽の熱帯魚たちがやけに激しく泳いでいるなと思ったら、必死にバックするエビちゃんとそれを追い回す熱帯魚たちの姿を目撃)
過酷な状態だったために、この最も濃い黒色になり、ソイルや背景に擬態しようとしたのかもしれません。
その後は、水槽の中が落ち着いたのかミナミヌマエビは熱帯魚に襲われる姿を見かけることもなくなり、この子を見かけることはなくなりましたので、他の色に変化したのだと思われます。
真っ白なミナミヌマエビ
こちらも珍しい真っ白なミナミヌマエビです。脱皮の抜け殻ではありません。この子はまだ1cmないくらいの赤ちゃんエビなので、今後どうなるかわかりません。
エビだけの水槽にいるので、魚に襲われることはないと思います。
アルビノみたいで、面白いですね。病気じゃないといいのですが…。
まとめ
以上、うちのミナミヌマエビたちの色の種類と変化でした。
ミナミヌマエビは育てやすく、繁殖も簡単なので、お掃除要因として水槽に入れている人も少なくないはず。
水槽の中で脇役ではありますが、とっても可愛いやつらなのでこれからも大切に飼育・観察していきたいと思います。
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