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【アメリカでは訴訟もの!?】左利きを矯正するデメリット

子育て

小さい頃、親から左利きを直そうと練習させられた人は多いはず。私もそうでした。

でも、頑固者だったので親の方が断念してしまい、左利きのまま育ちました。右利きさんから見ると左利きは書きにくそうに見えるようですが、当の本人は左利きであることをさほど気にもしていません。

それが普通ですから。強いて言うなら手が汚れることと、筆ペンや習字が上手く書けないことでしょうか。

日本の左利きは、昔から矯正させる風習がありましたが、アメリカでは左利きを矯正させると、個性を潰してしまうということで訴えられるレベルの問題なのだそうです。さすが訴訟大国!

今日はそんな左利きを矯正することのデメリットをまとめてみました。

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言語障害

左利きを矯正しようとすると、脳が認識を誤ったり、混乱することが増えるため、子供が吃音になるという調査結果が出ています。

日常生活の中で、たくさんのことを学んでいる幼少期に、むやみにストレスを与えると、大人になったときにコミニュケーションを取ることが苦手な大人になる可能性があります。

左右の認識障害

脳の認識が誤作動を起こし、右と左がすぐにわからないという現象が起こります。

一度、落ち着いて「お箸を持つ方が・・・。」と考えてからでないと右と左の区別が付かないという苦労を強いることになります。

咄嗟の判断が必要な車の運転には少し不利になるかもしれません。

親子の信頼関係に亀裂

左を使うことを怒られるようになると、子供は怒られたくないばかりに、こっそりと左を使うようになったり、嘘をつくようになったりします。

ただでさえ、うまく使えない右手と格闘するストレスがあるのに、毎日の食事や勉強のたびに怒られたり、監視されたりといった記憶が残るのは今後の親子関係に百害あって一利なしです。

左を使う自分は悪い子なのだと自信喪失し、委縮したり周りの顔色をうかがう大人になってしまう可能性があります。

まとめ

昔の日本では、左利きを障害の一種と考える風習がありました。私も年配のお客さんから「あら、あなた左利きなの?親御さんは直して下さらなったの?」と品の良いマダムに哀れまれたことがあります。

また、習字のトメ・ハネ・ハライが上手くできないので、習字の成績はあまり良くありませんでした。左利きだと担任の先生伝えると、右で書くように指導され、成績が下がった経験もあります。

こういった嫌な思いを子供にさせないように、昔の親は左利きを直そうとしたのでしょう。左利きは日本では、少数派ではありますが、特別な偏見さえなければ生活に困ることなんてありません。

利き手というのは、遺伝的な要素が強く、本来6歳以降に決まります。ですから、小さい頃はどっちの手を使っていても気にすることはありません。使いやすい方を自分なりに自然に身につけていきます。

利き手がどちらになったとしても、その子の個性として認めてあげて欲しいと思います。

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