引っ越しを何度もしていると確実に家電は痛みます。家電メーカーはこんなに頻繁に移動することを想定して作られていないのですから当然といえば当然ですよね。家具もいつの間にかキズがついています。
引っ越し先で旦那さんと言い争いにならないためにも、これから転勤族としてやっていこうと考えている方、シンプリストやミニマリストを目指している方の参考になればと思います。
恥ずかしながら、私の失敗と反省も兼ねています。
家具で気を付けること
家具は衣装ケースとスチールラックが基本
衣装ケースは、今後増やすことも考えて同じメーカーのシリーズのもので揃えると◎
おすすめは型番の変わりが少ない無印良品です。衣装ケースにものが入ったまま引っ越しできるのがありがたい。
スチールラックもトラックに余裕があれば、解体せずに運んでもらえます。
IKEAよりニトリ
私は経験ありませんが、大型の家具がIKEAだと嫌がられるとか。通販とIKEAの家具は処分したくても買取してもらえないです。数年の使い捨てと割り切って購入した方がいいかもしれません。
汎用性の高い家具か処分しやすい家具
今の部屋のサイズにピッタリの家具を買ったけど、次の部屋では入りきらないとなると、最悪の場合処分することに。どんな用途にも使い回せる家具を選びたいものです。
大型家具は解体組立できるもの
引っ越しのことを考えると大型家具は購入しない方がいいのですが(間口が狭い部屋だと入らない可能性があるので)どうしても買わなければならないもの( ダイニングテーブル、ベッドや勉強机 )の場合は、自分で解体して組立ができるものにしましょう。
説明書や付属のレンチ等も保管しておくと安心です。
極めつけはDIY
最近のホームセンターは賃貸の部屋向けのDIYグッズも揃っているので必見です。木材の加工場所も貸してくれたりします。
ただし、引っ越しのときに業者にお願いはできないので、自分で解体組立できる範囲でお願いします。
カーテンは諦める
引っ越しして当日にする作業の一つに、カーテン付けがあります。下見のときにしっかり測って、ちゃんと事前に準備する余裕があれば一番ですが、慌ただしい日々の中なかなかそうもいかず。
カーテンのダンボールが行方不明で、カーテンの変わりにダンボールを貼って数日過ごしたことも、カーテンの長さが合わずに引きずったまま生活したことも、足元丸見えのまま生活したこともあります。小さくても確実なストレスになるので、カーテンは早めに買い替えるのがおすすめです。
自分でミシンを使って直したこともありましたが、せっかく引っ越したんですから、せめてカーテンくらい好きなものを選ぶ楽しみがあってもいいですよね。
引っ越しによる付属品の紛失に注意
よくあるのが、家具の組立に必要なネジです。私が一番ショックだったのは、オーブンの天板です。すぐ気づいて電話しておけば何とかなったのかなと今でも後悔しています。
家電で気を付けること
冷蔵庫は両開きのもの
冷蔵庫の扉って料理の動線ですごく大事なんです。値段的に買い替えのできないものなので、絶対両開きのものがいいです。
電源の関係で、意外と置く場所も限られていますし。大きさも大きすぎないものにしないと、メゾネット型の2階の部屋に入らないという事態になってしまいます。
洗濯機は縦型
洗濯機はドラム式が流行りですが、転勤族なら絶対に縦型です。ドラム式は入りきらなくて夫婦喧嘩になることもあるとかないとか。
エアコンは置いていく覚悟で購入
うちはエアコン付きの部屋を選んでいるので購入してないですが、エアコンを取り外すのも業者に予約して、引っ越し先の部屋で取り付けて(取り付けできない部屋だったら保管)と日にちも料金もかかって大変です。
周りの転勤族の家庭でも「エアコンは購入したけど、出ていくときは置いていく」という人が多かったです。
パソコンは自分で持って行けるようにノートパソコン
精密機器の故障も盗難も怖いので、トラブルになりそうなパソコンは自分で運ぶのが一番です。特にノートパソコンは荷造りにも設置にも労力もかからず便利です。
おすすめの収納
賃貸の部屋は穴を開けないのはお約束なので、基本的にS字フックや貼って剥がせる両面テープや磁石での収納の工夫が主になってきます。
おわりに
目指していなくてもシンプリストやミニマリストになりがちな転勤族のお部屋。家具も家電も高いものだと引っ越しで壊れてしまったときに辛いので、いつの間にかこだわらなくなりました。購入する際は、実用性を重視しています。
それでも大きなもの(金額を含む)を買うときは、とりあえず引越しすることを念頭に置いて比較検討します。
引っ越し業者さんにも保障制度はありますが制限(何年以内の商品とか上限とか)がありますので、今まで引っ越しで壊れたかもしれないものもありましたが、一度も使ったことはありません。
引っ越しの時は、荷ほどきに必死すぎて家具や家電の一つ一つを細かく確認している暇はありませんし、落ち着いてきてから「あれ?」と思っても、かなり時間が過ぎてしまっていて言い出しにくいというのが本音です。実際に引っ越しで壊れたという確証はありませんし。
転勤族として家具や家電が限られた選択肢になってしまうのは少し寂しいですが、日常の快適さと引っ越しのしやすさを両立した部屋を作ることが目標です。
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