PR

子連れの転勤族はここが辛い

転勤族のつぶやき

転勤族の妻は、子供が出来たら出来たで、周りに頼れる人がいないので比較的ワンオペになりがちです。

実家も友人も近くにいないので、その土地で新たにママ友を作らなくてはなりません。しかし、そう簡単に気の合う、子供の年齢も同じくらいのママ友が出来るなら苦労はしませんよね。

スポンサーリンク

ママ友作りが大変

子供が小さいうちはママ友も作りやすいのですが、小学校になると完全にママたちのグループが出来ています。

ママたちの中には、ママ友の輪をあまり広げたがらない人や現状メンバーで十分と考えている人も少なくないので、その中に新参者として頑張って入っていくか、一人で孤独に慣れるかを選ぶことになります。

私は孤独の方を選びました。

ママ友のグループにうまく入れても、そのうち引っ越すので、また新しい土地で苦労して人間関係を作っていかなくてはなりません。この無限ループに疲れました。子供のクラスメイトの顔と名前が一致して、ようやく親の顔もお互いに一致してきたと思ったらまた転勤です。

今は仲良くなりすぎると離れるときに辛いのもあって、軽めの関係で深入りしないように気を付けています。子供も大きくなるとママ同士の付き合いがなくても、学校の情報をある程度伝えてくるようになりますので、情報源としての必要性が薄れてきました。学校行事の時はちょっと孤独ですけどね。

それでも以前役員をやって、とても仲良くなれたママ友とは今でも連絡を取り合ったりはしています。そういう意味では、面倒な役員関係を積極的に引き受けるのも、早く馴染みたい人にはおすすめです。

今はネットで地元の育児サークルを見つけることや転勤族の妻向けのネットワークなどもありますので、興味のある方は調べてみるといいかもしれません。

一方で、旦那さんにはしっかり稼いできてもらわなきゃなので、家事も育児もあまり頼れないという板挟みで苦しみます。子供が小さい時は特に辛かったな。今思うと若干育児ノイローゼになってたかも。

地域に慣れるまでが大変

地元の言葉や習慣、風習に慣れるのは大変ですが大事なことです。出来る限り郷に入っては郷に従うようにしています。

一方で、転勤するごとに子供の病院も変わりますから、予防接種や過去の病気は自分でしっかり把握しておかなければならないし、国の制度を使った補助金関係も土地によって微妙に違いますのでしっかり把握しておかなければなりません。

その土地に慣れて、人間関係を築くまでは一年くらいかかります。かかりつけ医がコロコロ変わるのは持病がある場合は特に難しくなりますので、健康第一を心掛けています。

子供への影響

子供への影響として、転校するのでいじめられっ子になるのではないかという心配があると思いますが、今のところ転校先で転校生だからという理由でうちの子がいじめられたことはありません。

確かに転校生は目立ちますので、悪目立ちしないように転校してすぐは気をつけなければならないとは思います。でも目立つ分周りから声を掛けられるそうです。先生もかなり気を配ってくれますし。

そもそも転勤族は事前に治安や校風の良い地域を選ぶことができるので、いじめのリスクは少ないのかもしれません。私は出来るだけ転校生が珍しくない土地を選ぶようにしています。

うちの子は友達に対して「この子と一緒じゃなきゃ嫌!」といった依存や独占欲はあまりないようです。さっぱりしています。小さい頃は、引っ越すたびに「新しいお友達作らなきゃ!」と前向きでこちらが感心するほどでした。嫌な子とも期間限定だと思えば割り切ってやっていけるそうです。

以前の学校の友達と手紙をやり取りしたり、今後はネットの世界で繋がることも可能なので、転勤族ということが悪い影響ばかりではないと思います。

人生設計が立てにくい

子供が大きくなったら家を建てようと考える人もいると思いますが、転勤族だと転職しない限り家を建てる=単身赴任です。どこでどのタイミングで家を建てるのか等々、大きな人生設計が立てにくいというのは、転勤族の最大のデメリットです。

子供が中学生になれば進学のこともあるので、いつまでも転勤を繰り返しているわけにはいかないです。でも単身赴任は嫌なので、うちの場合は転勤しない部署に異動してもらったり、転勤しない制度を使うか悩んでいます。

転勤族ということで一年先も今いる場所にいるかわからないので常に不安定感は半端ないです。それでも、家族みんな楽観主義だからやっていけているのかもしれません。

コメント