私は焼き肉は好きだけど家では焼き肉をしたくない主婦です。我が家にはホットプレートがあるのですが、正直あまり使いたくないのが本音です。
家での焼き肉はお店に行くより安く済むけど、ホットプレートやお皿を準備して、美味しく食べ終わったら、その後にある片付けがたまらなく憂鬱です!!
みんなが寝転んでいるところを横目に一人床に飛び散った油に滑りながら床を拭き上げ…。
油でギットギトのホットプレートやお皿を、たっぷりの洗剤で洗うので、手はカサカサするし…。
何より嫌なのは、煙で3日くらい部屋が焼き肉臭い事です。
焼き肉中は煙が充満しないように、冬でも窓を開けて、換気扇も強にして、空気清浄機もつけているのに、部屋に充満する煙…。
カーテンやクッションといった布物には、特に臭いがつきやすいのでファブリーズは必須です。空間に噴射してもあまり効果は感じないですが、一応就寝前には噴射しています。
それでも数日間漂う焼き肉臭。
そこで購入してみたのが、こちらの「イワタニのやきまる」です。
イワタニのやきまるとは?
このやきまるはカセットコンロを使って使用するタイプの焼き肉グリルです。スモークレスを謳っているいるだけあって、本当に煙が少ない!!(゚д゚)!
どうして煙が少ないの?
プレートに溝があり、炭火焼のように脂を炎に落とさないので煙を出さないのです。
プレートの表面温度が210~250℃に保たれているので、油の煙化を抑制します。
使ってみて感じたデメリット
- ホットプレートに比べてプレートが小さいので、少しづつしか焼けないが、夫婦2人で使うには十分。
- 油の飛び散りはホットプレートとそんなに変わらない。
- お肉をたくさん焼いていくと、プレートに残った小さな肉片や脂で煙が増える(タレや野菜の焦げも同じく)そのため、キッチンペーパーでの定期的な拭き取りは欠かせない。
- 構造上、水蒸気が出る。最初は煙かと思って驚いた。
- 火加減が目視ではわかりづらい。確認用の穴はありますが、ちゃんと火がついているかプレートの隙間から確認しなくてはならない。
- 洗う時プレートの裏は焦げが取りにくかった。
使ってみて感じたメリット
- ホットプレートと違って電気コードが伸びてないので、邪魔にならない。
- カセットコンロで、直火だから立ち上がりが早く、こんがり美味しい。
- ガスボンベ一本で3時間くらいは使えるので経済的。
- 脂が水皿に落ちるのでヘルシー。
- カセットコンロ式で持ち運びしやすく、風の影響を受けにくい構造なので、アウトドアでも使えそう。
- 表面はフッ素加工のため掃除が簡単。
- 価格は、他のスモークレスの品が1万円以上なのに対して、4,500円と安価。
使用上の注意すること
- 使用前に水皿に水230ml(約1.5㎝)を入れる必要がある。水はこぼれやすいので、テーブルにセットしてから注ぐことをおすすめ。
- 長時間使用するときは途中で注水する必要がある。空焚き厳禁。
- カセットコンロは「イワタニカセットガス」を使う。
- うるし塗りなどの熱に弱いテーブルの上で使うときは、コンロ下が熱くなるので断熱材を敷く必要がある。
- 熱が籠る可能性があるので、断熱材代わりにテーブルクロスや新聞紙を敷くのは危険。
おわりに
焼き肉の臭いは翌日もありましたが、ホットプレートを使っての焼き肉のときより、若干薄まっているように感じました。
少なくても火災報知器は鳴らないレベルの煙ですので、これなら集合住宅でも焼き肉が楽しめると思います。
私が購入したのは「やきまる」でしたが、今は「やきまるⅡ」が出ています。
違いは、上面板とボンベカバーがフッ素加工されて汚れが落ちやすくなったこと、色がブラウンからシルバーになったことです。
コメント