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【夏だからこそしっかりと!】傷みにくいお弁当の作り方20箇条

暮らし

楽しい行楽の季節がやってきましたね。家族でお出かけして、お弁当を広げるなんて子供にとっての最高の思い出になると思いませんか?経費節約にもなるし!本音をいうと、お母さんはちょっとしんどいですけどね。

そんなお弁当で心配なのが、傷んでしまうことです。体調不良になってしまっては、せっかくのイベントが台無しになりかねません。今回は傷みにくいお弁当の作り方のコツをまとめました。

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下準備

清潔なお弁当箱

お弁当箱をきれいに洗うことから始まります。

前回のお弁当の汚れがこびり付いてて取れない!なんてことのないように帰宅後はすぐに洗うことを心掛けたいですね。パッキンなども外して、細かい部品も隅々まできちんと洗います。

ゴシゴシ洗って、お弁当箱に小さなキズをつけるとそこから雑菌が繁殖しますので、漂白剤で付け置きしたり、熱湯消毒したりといった定期的なお手入れも必要です。

それらが面倒な方には、ぜひ使い捨てのお弁当箱をご検討下さい。お弁当箱の保管場所が必要なくなるので、キッチンスペースの有効活用にもなります。

しっかり乾燥させる

一説によると、菌は乾燥した状態では死ぬか増殖できなくなり、自然乾燥で十分対策できるそうです。

お弁当箱を洗ってすぐに使いたい場合はふきんではなく、キッチンペーパーなどの清潔なもので拭くことをおすすめします。

また、普段お弁当箱を保管している場所は、湿気の多いシンク下やフライパンの油が飛び散る場所ではなく、風通しの良い、清潔な場所にして下さい。

ごはんにはお酢

ごはんを炊くときに、3合に対し小さじ1のお酢を入れて下さい。または1粒の梅干しでもいいです。

クエン酸の効果でごはんを傷みにくくしてくれます。このくらいの量ならごはんの味にもほぼ変化はありませんので、安心して入れて下さい。

アルコールスプレー

雑菌の繁殖を防ぐために、お弁当箱におかずを詰める前にシュッとひと拭きのアルコールスプレーをかけるのも効果的です。

その際、お弁当箱は拭き上げなくても大丈夫です。アルコールは自然に蒸発します。

調理

清潔な手と調理器具

基本ではありますが、調理前には石鹸を使って、手首や爪までしっかりと洗って下さい。怪我をしている場合は使い捨ての調理用手袋を使うと安心です。

調理器具もよく洗って、乾燥されたものを使いましょう。

前日のおかずは×

前日のおかずを使う場合は、必ずもう一度加熱して下さい。レンジで温めるだけでも良いです。

少しだけ濃いめの味付け

流行りの健康志向で薄味にしがちな現代人ですが、防腐剤が入っていない手作りのお弁当では危険です。

味付けを少しだけ濃いめにするだけで、傷みにくくなりますので、気持ち濃いめにするようにして下さい。しょうが醤油などの下味がおすすめです。

揚げ物や炒め物を活用

揚げ物や炒め物は後から水分が出てきにくいので、お弁当にはおすすめです。

今日ばかりはカロリーを気にせずに、美味しくいただきましょう。

肉・魚・卵はしっかり加熱

中心までしっかり火を通しましょう。ローストビーフや半熟だし巻き卵は入れない方が無難です。

生野菜や果物

お弁当の彩りに必須な野菜ですが、生野菜や果物から出てくる水分は菌の繁殖を助けてしまいます。

きれいに洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取るなどして、水気をしっかり切りましょう。

特にプチトマトは彩りの代表選手なのですが、ヘタの部分から菌が入りやすいので、ヘタを取ってよく洗って、水分を拭き取ってからお弁当に詰めましょう。(いちごも同じく)

漬物

浅漬けは意外と傷みやすく、危険な場合がありますので、お弁当の野菜は酢漬けのものを活用して下さい。

ご飯

ご飯ものはチャーハンや炊き込みごはんなど、後から水分が出てくるものは避けて下さい。

また、おにぎりは手で直接握らずに、調理用手袋(なければナイロン袋)やラップで握って下さい。

冷凍食品の活用

自然解凍できる冷凍食品や一口ゼリーの凍らせたものをお弁当に一緒に詰めることで、保冷効果が期待できます。

その際、自宅で作り置きした冷凍食品を自然解凍することは厳禁です。

市販のものは技術や製法で、自然解凍でも安全に美味しく食べられるように作ってあるので、家庭料理では真似しないで下さい。

菜箸を使用

おかずをお弁当に詰める時には、手で詰めないで、菜箸を使って詰めましょう。おかずごとに菜箸を変えると更に安心です。

食材に雑菌をうつさないよう、なるべく手で触らないことが予防になります。

おかずごとに仕切り

おかずの混ざったところから菌は繁殖するので、おかずはひとつひとつ仕切りやカップを上手に使って分けて下さい。

シリコンカップはエコでデザインも可愛いですが、衛生面のことを考えると使い捨てのカップをおすすめします。

しっかり冷まして汁気を切って

お弁当の中に詰めてから冷ますのではなく、別のトレーやお皿で冷ましてからお弁当に詰めて下さい。

その理由は、お弁当の中で冷ますと冷めていくうちに、水分がお弁当箱に付きます。生野菜と同じく、その水分が菌の増殖を助けてしまうからです。

汁気を含めて水気は大敵なので、キッチンペーパーを上手に活用しましょう。

お弁当箱のふたは、ご飯やおかずがしっかり冷めていることを確認してからです。

ご飯を冷ます時間がない場合は、ハンディファンなどを使って風を当てたり、お弁当箱の下に凍らせた保冷剤を敷いておくと早く冷めます。

仕上げ

抗菌シート

市販の抗菌シートがあります。

お弁当のおかずやごはんの上に敷いて、フタを閉めるだけで、お弁当の傷みを防げるという優れものです。最近は100均でも取り扱っています。

わさび

抗菌シートの代わりにお弁当のフタの内側にワサビを塗ると、同じような効果があるようです。

うちのようにお弁当を横にする可能性が高い子供には難しいですが、抗菌シートがないときはこれで代用もできます。

保冷剤の活用

ケーキを購入したときについてくる保冷剤で、お弁当をサンドします。上からも下からも冷やすことで、傷むのを防げます。

保冷バッグを活用

最近は保冷バッグも安価に手に入りますので、お弁当の袋を保冷機能付きのバッグにするものおすすめです。

その際、凍らせたスポーツドリンクのペットボトルを一緒に入れておくと、保冷効果も長続きしますし、スポーツドリンクは出先で飲むことによって、熱中症対策にもなります。

まとめ

いかがでしたか?ちょっとしたことの積み重ねなのですが、傷みにくいお弁当が家族の健康を守ることにもなります。どうぞ楽しい行楽を!

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