もう3年の間、毎日のように使っているうちのドライヤー(Panasonic ヘアードライヤー イオニティ 品番EH-NE68)がある日、髪を乾かそうと温風でスイッチを入れると、焦げ臭いような異臭を放つようになりました。
今までの経験上、焦げ臭い臭いがしてきてからのドライヤーの寿命は早いです。過去には内部の電熱線が赤くなり、吹出口から火花が散るようになったものもありました。
頭や顔に近づけて使用するものなので、何かあってからでは遅いので、早め早めに買い替えるようにしているのですが、今のドライヤーはまだ3年です。
買い替えるにはちょっと早すぎかなぁと思ってしまいまして、メーカーさんには悪いですが、自己責任で分解して掃除してみることにしました。
ドライヤーが臭い!?何の臭い?
ドライヤーを止めて中を確認してみましたが、暗くてよく見えません。そういえばこのドライヤーになってからお手入れなんてしたことない…(^^;)
大方、埃が燃えているんだろうと思っていました。
本当は修理に出すのが一番なんでしょうね。けど、正直なところ販売店も覚えてないし、修理に出すにも保証期間は切れてるだろうから、買い直せるくらいの値段がかかるかもしれない。それは絶対に嫌だし、そもそも何度もお店に出向くのも面倒。
それに、ドライヤーって毎日使う必需品だから修理に出している間の不便を考えると、ついついすぐに手に入る買い替えを選んじゃうもの。
という事情で、どうせ壊れるなら、壊れる前に自分で対処してみました。
ドライヤーを分解して掃除してみた
まずは、後ろの網目状の吸込口を開けます。
吸込口のフタは、持ち手の後方からもネジで止めてあるので、よく確認して外してください。私はそれに気づかず、こじ開けようとしてしまいました。ちゃんとネジを3カ所外したらスポっと取れました。
う~ん。予想通り、羽に埃がいっぱいです。
湿らせた綿棒で埃をとっていきます。
吸込口のフタの部分も古歯ブラシや綿棒でキレイにしました。よく見ると埃が溜まってました。
そこで一回、元に戻して温風を出してみたのですが、やっぱりこげ臭い。
もう一度開けて、中をよ~く確認すると奥の方にある電熱線の辺りに髪の毛が!!
中の部品や線を傷つけたくないので、引き続き綿棒を使って、地道に髪の毛を引っ張り出していきます。
髪の毛は羽の奥に絡まっているので、電気に透かしてみたり、息を吹きかけてみたりしながら、羽をクルクルさせて、いろんな角度でしっかりチェックしました。
すると20㎝くらいの髪の毛が全部で5~6本程出てきました!
ドライヤーが臭かった原因は?
またまた組み立てて、温風を出してみると…
なくなりました~!!あのこげ臭い臭いが!!
どうやら臭いの原因は、予想に反して髪の毛が燃える臭いだったようです。
そういえば、最近は小学生の娘が自分で髪をドライヤーをするようになり、上達したようなので任せていたのです。
娘に確認してみると、何度か髪を吸い込んだ記憶があるそう…。
ドライヤーを髪に近づけすぎたり、ふとした時にうっかり吸込口の方に髪があって、あっ!!っと思うことがあったけど、数本だし切れたから気にしていなかったそうで(~_~;)
ドライヤーの日々のお手入れ方法は?
そんなこんなで、メーカーさんが推奨するドライヤーのお手入れの仕方を忘れないように書いておきます。基本的に吸込口のフタは外しません。
月1回以上こまめに
- 吸込口の表面についた埃や髪の毛をティッシュや古歯ブラシで、優しく取る
- 内部に埃がついている場合は、吸込口から掃除機で吸い取る
- 吹出口は古歯ブラシで埃や髪の毛をかき出しながら冷風で飛ばす
半年に一回程度
マイナスイオン吹出口(2か所)を新品の綿棒で、止まるところまで軽く押し、力を入れずに2~3回程度回す
本体側面に汚れがついたとき
- 固形石鹼をとかした水に布を浸してよくしぼり、拭き掃除する
- アルコールや除光液、洗剤(ハンドソープ類)を使うと故障等の原因になる
まとめ
ドライヤーって意外とお手入れが必要なものだったのですね。
収納方法はフックに掛けて「吊るす」が正解のようです。コードを本体にグルグル巻きは、コードを傷める可能性が高まるのであまり良くないようです。
毎日使うものなだけに、長く大切に使っていきたいですね。
コメント