メルカリはフリマアプリで一番安価で取引されている市場と言われています。出品されている商品の値段をヤフオクや他のフリマアプリと比べると、メルカリでは1~2割ほど安価で取引されていることがよくあります。
その理由は、メルカリの利用者層が学生などの若い人や主婦だからです。
そんなメルカリで、私流ですが少しでも高く売る方法をまとめましたので、参考までにどうぞ。
出品時期を見計らう
例えば、自分が夏物の服を出品したい時、場所を取るからといった理由で、夏の終わりや秋に出品しても安い値段で買い叩かれるのは目に見えていますよね。
それならば、来年の夏前に出品するという具合に時期を見て出品すると、希望の値段で売れることが多いです。資格のテキストなら受験の受付が始まったくらいとか、キャラものならテレビで放送されてすぐなどが売りどきです。
出品の時期を見計らうのは、商品の保管期間と関係してくるので、管理が面倒ではありますがこのひと手間が意外と大事だったりします。
お手入れは必須
1円でも高く売れるように、商品のお手入れは出品前にしっかりとしておきます。
メラニンスポンジで汚れを落として、アルコール除菌シートで拭いたり、ホームクリーニングしたり、ほつれや破れは修繕したりと、ちょっとしたことなのですが、商品説明欄に書いてあるのとないのでは売れる確率がグッと変わって来たりします。
基本のキレイな画像
基本中の基本ですが、やはりブレている写真や全体像が載ってないものは購入者も不安になります。一日に何万点と出品されているのですから、他の出品者と差をつける意味でも、出来るだけ明るい場所で、床の上以外で、キレイに並べて撮った方が良いです。
そして、背景は余計なモノを写さずに、白い方が明るく写り、見栄えが良くなります。画像は出来るだけ多い方がいいです。
一方で、アプリを使えばいくらでも盛れる時代ですが、画像に適度な素人感もあった方がいいと思います。最近は見るからに業者が増えてきているので、その方々との区別もしておきたいところです。
きっと私のようにフリマアプリで業者から買うのに抵抗のある人も少なくないと思いますので。
プロフィールをしっかりと
忘れがちなんですが、自分のプロフィールをしっかりと書き込むことで、購入者の不安を少し和らげることが出来ます。プロフィールでの文面は丁寧に、誤字脱字のないように心がけましょう。
重要なのは購入者に求めるものばかりではなく、自分はどういう人間で、なぜ出品しているのか(断捨離中や引っ越しのためなど)、値下げや即購入可能かどうかという情報も載せておくと、出品者の背景がわかるので、より信頼度=購買意欲が上がります。
誰だって怪しい文面の人や知性のかけらもない文面の人とは取引を躊躇してしまいますよね。
デメリットも正直に
商品を直に確認できないからこそ、キズや汚れ、壊れているところや紛失したものなどのデメリットをしっかりと書く必要があります。さらに、私は商品の説明は出来るだけ細かく、提案(服なら洗い替え用にいかがでしょうか?とか、雑貨なら玄関やリビングにいかがでしょうか?といった具合です)も思いつく限り書くようにしています。
また、意外と忘れがちなのが出品理由を書くことです。
やはり中古でも新品でも、なぜ手放すのかを書いてある出品者には親近感を覚えますし、文章に人柄も表れるので少し警戒感が薄れます。
他の出品者たちの値段も調べる
少なくともメルカリ内の同じ商品、もしくは類似商品の値段を調べてから値段を付けることを忘れずに!メルカリ内でのその商品の出品数が少なければ、その他のアプリの値段を参考にしてから値段をつけます。
同じような状態の商品なら、安いものから売れていくのが世の常ですから、市場調査は欠かせません。
自分の感覚だけで付けた値段が高すぎてしまい、誰からも見向きもされない状態で売れ残ってしまい、どんどん下の方に埋もれてしまう・・・となるのを防げます。
値段は少し高めに設定
とは言っても、値切ることがあいさつの一部になっているとも言い切れないメルカリ市場ですので、値切られても大丈夫なように売れて欲しい価格の1~2割上乗せして、価格を設定しておくと安心です。
そうすると、値切られても余裕の態度でいられます。
売れなければ再出品!
個人的な意見ではありますが、だいたい出品して3日以内に売れなければ、値段が高すぎるかよほど需要がないかです。
スタートダッシュが肝心で、そのまま1週間程動きがなければ、私はいいね!がたくさんついていても削除して再出品します。季節が限られているものは特にチャンスを逃したくないので、再出品をバンバンしています。
今のところペナルティもないですし、再出品によって売れることも少なくありません。
それに自分が購入者だったとして、何か月も前に出品された品を買いたいですか?まだあるか不安になりませんか?
私はずっと売れないままだった商品を放置していて、3か月後くらいにポロっと売れたこともありましたが、基本的に2週間経って売れないものは、その後も売れないので、画像や商品説明、価格や数を見直して再出品するか削除することにしています。
おまけをつける
一点だけではなかなか売れない商品も、何か関連するものでおまけを付けて、他の出品者と差別化するという手もあります。
その際、商品名のところに【おまけ付き】や【新品】【美品】という単語を付けると見てもらえる可能性が高くなります。(今のバージョンでは一覧に商品名が表示されなくなってしまいましたので、あまり有効ではないかもしれません)
高評価の実績を積む
メルカリを始めたばかりの人は、まだ実績がないので評価が少なく、高価なものは売れにくいです。安価なもので実績を積んでから、高価なものを出品しましょう。
メルカリでは実績はなくても、他のアプリでは実績があることをプロフィールに書いて置くという手もあります。
まとめ
メルカリは送料込みでないと売れにくいので、出品者にはなかなか厳しい市場です。送料を考えて値段を付けないと、利益が50円なんてこともありました。
手数料も取られるし値切られるのですが、利用者の多さという最大のメリットがあるので、なかなか別のアプリに移れません。
私はメルカリを初めて2年くらいで、利益はだいたい10万円くらいになりました。ちょこちょこと売りながら、塵も積もれば状態で何とかここまでになりました。
不用品の処分も目的の一つなので、これからも続けていくとは思いますが、転売やせどりのように稼ぎたい場合はヤフオクを利用するのが賢明だと思います。
コメント