冬服ってよく毛玉できますよね。
特に子供の洋服はトレーナーからズボン、果ては靴下まで本当によく毛玉ができます。
子供本人は毛玉を気にしていなくても、洗濯ものを畳むときに私は気になっちゃっている…でも見て見ぬふりをして、そっと引き出しにしまっていました。
この洋服は今シーズンでさよならだな。
と思いながら。
しかし、ついに重い腰を上げて電気屋さんで買ってきました。電動の毛玉クリーナーを!!
今まで使ってきた毛玉取り機
一口に毛玉取り機と言っても、電池式のものや充電式のもの、ブラシタイプなど様々な商品があります。
私は以前、ブラシタイプを購入して使ってみたのですが、思った以上に毛玉が取れなくてイライラしたので捨てました。服の生地には優しい気がしましたが、毛玉がキレイに取れなければ意味がないですよね。
その次に100均の電池式毛玉取り機を使ってみましたが、これは逆に毛玉を作っているのでは?と思うような取れ具合だったので、またまた即ごみ箱行きになりました。
カミソリで取ったこともあるのですが、ニット生地のものはダメなので、仕方なく指でちぎってみたり、ハサミで切ったりしていました。
ティファール毛玉クリーナー(JB7000JO)とは?
ブランド ティファール(T-fal) 材質 アクリロニトリルブタジエンスチレン 色 充電式 商品寸法 (長さx幅x高さ) 6.5 x 10 x 14.5 cm ハンドル材質 ABS https://www.amazon.co.jp/
- 繰り返し充電できる
- 海外電圧対応
- 高性能ステンレスメッシュ(直径52㎜)
- 取り外し可能なダストボックス
- 充電・スイッチONインジケーターランプ
- 発売年: 2020
- 上部に白い突起したボタン(ハンドルロックボタン)がついており、ボタンを押しながらハンドルを引き上げると2㎝ほど上がり、持ち手になる。
- 反対にボタンを押しながら持ち手を押し込むとコンパクトになり、電源がロックされるので充電中や収納するときの誤作動防止になる
- 電源ボタンはハンドル部分についており、スイッチのオンオフはしやすい
- 付属品には風合いガードがついており、高(HIGH)・低(LOW)で高さを調節できるので、生地の素材や毛玉の状態によって使い分けができる
毛玉に悩まされる日々でしたが、このティファールの毛玉クリーナーを購入してからは、毛玉取りが楽しくて、見て見ぬふりどころか、毛玉のついた衣類を探すくらいになりました。
そのくらいスッキリ取れます。衣類の生地は薄くなるのでしょうが、見た目が全然違います。もっと早く買っておけばよかったと後悔しているくらいです。
ティファールの毛玉クリーナーとテスコムの毛玉取り器はどっちがいいい?
売り場にはティファールの毛玉クリーナーの横にテスコムの毛玉クリーナーもありました。
テスコムの毛玉取り器といえば昔からある老舗なイメージで、新進気鋭なティファールの毛玉クリーナーと迷いました。
個人的にティファールの方が、見た目がスタイリッシュなところが気に入りました。毛玉取りというこんな地味な作業をするんだから、せめて道具はおしゃれなものでないとテンション上がりません。
またティファールの毛玉クリーナーの方が持ち手が収納できてコンパクトになるところと、全体的な大きさが小さかったので選びました。
洗濯物を畳むついでにサッと取り出してスッと使えるのは大きなメリットです。
ティファール 幅65×奥行き100×高さ145mm 重さ210g コードの長さ1.2m
テスコム 幅58×奥行170×高さ105mm 重さ165g コードの長さ2.0m
重さはテスコムの方が45g程軽いのですが、生地に押し付けながら使うので、大差ないと思います。
付属品はブラシや風合いガードなどはほぼ同じで、交流式なのも同じですが、充電コードの種類が違います。テスコムの方はACアダプターになっており、ティファールの方は充電用USBケーブルです。
ACアダプターだとコンセントから直接充電できるメリットがあります。充電用USBケーブルの方はコンセントに繋ぐためには変換コネクターが必要です。
スマホを含めて多くの家電製品は、今の時代USBケーブルで充電するのが一般的になってきているので、今後のことを考えてもUSBケーブル用の変換コネクターは家庭にいくつあっても良いと思われます。
ティファール毛玉クリーナーの使用感は?
まず気になるのが毛玉の取れ具合ですよね。
上 毛玉がついた状態
下 毛玉取り機をした後の状態
風合いガードを使うとトレーナーやニット、ジャージや靴下など様々なものに対応できます。
かかった時間はトレーナー1枚で15分くらいです。
また、使用中の音ですが髭剃りのシェーバーのような高めのウィーンという音はずっとします。大きな毛玉を取っているときはガリッやガガーという音も追加されます。いつもの音量でテレビを見ながら作業できるくらいの音です。
この毛玉クリーナーの最大のメリットは、交流式というところです。(充電だと8時間で40分の使用が可能)
充電してコードレスでも使えますし、電池が切れて威力が弱まってきたときにUSBケーブルに繋ぎ、そのまま使うこともできます。
USBケーブルに繋ぎながらの使用だと5分くらいで本体が熱くなってくるので注意が必要です。
また、毛玉の取れが悪くなってきたなと思ったときに、原因が一つに絞られるというところが電池式のものと大きく違うところです。
これがもし電池式なら電池がなくなったのか、掃除が必要なのかわからずイライラし、いつ電池が切れても大丈夫なように予備の電池をたくさん買っておく必要があったと思います。
ティファール毛玉クリーナーのお手入れは?
ダストボックスが半分以上になると毛玉の取れが悪くなるような気がして、私はだいたい洋服一枚ごとに掃除をしています。
これは毛玉の量や使用頻度にもよるかもしれませんが、比較的マメに掃除が必要とも思います。
掃除は付属のブラシを使いヘッド部品分解→ダストボックスのゴミ捨て→ブラシで清掃→ヘッド部品組立の流れで作業します。
生地に当てるヘッド部分は高性能ステンレスメッシュ(直径52㎜)で、くるくるっと回すと外れます。3枚刃になっているので、その部分の毛玉を取ります。
ダストボックスは下にスライドさせるだけで取れるのですが、少し固めなので注意が必要です。ダストボックス周辺も繊維がついているので、ブラシで掃除します。
分解している状態やヘッド部分がきちんとハマっていないときは、電源ボタンを押しても動かないので安心して作業できます。
簡単なのですが、細かな繊維が舞うので面倒ではあります。
毛玉取り機は穴があくってホント!?
まず昔の毛玉取り機は穴があくことで有名でしたが、今のも穴があくのかな?と心配になる方もいらっしゃると思うので、最初に言っておきますと、使い方によって穴はあきます。
これは使用者にもよるとも言えますし、どのメーカーの毛玉クリーナーでも同じことが言えるかもしれませんが、毛玉クリーナーを使っていくうちにどんどん使い始めに持っていた緊張感がなくなっていってしまいます。
そしてふとした瞬間に、段になっている部分や波打った部分にガリっとやってしまうのです。使用者の性格もあるかも?
そうなると、残念なことに虫食い穴のようなちょっとした穴ができてしまいます。
穴が開いては困るような服は、風合いガードをつけて毛玉クリーナーをかけるか、毛玉クリーナーを控えるか、とても慎重にかけることをおすすめします。
こちら↓の方法で穴を塞ぐことはできますので、参考までに。
まとめ
今回、私は初めて毛玉クリーナーを購入したのですが、個人的には買って正解だったと思っています。
子供の洋服は洗濯の頻度が高いので、すぐに毛玉ができてしまい処分することもありました。
今思うともったいないことをしたなと思いますし、自分が毛玉のある洋服を見慣れていたことに気づき、今まで周りにどう思われていたかと考えると少し恥ずかしくもなりました。
慣れって怖い。
毛玉クリーナーをかけた洋服は、数回洗濯後にはまた毛玉ができていたりするのですが、最初よりずっと短い時間で毛玉クリーナーを終わらせられます。
毛玉に敏感になった自分に少し戸惑う気持ちもありますが、何より毛玉のない洋服は清潔感があっていいですし、洋服一枚一枚に愛着が出てきましたので、これからもマメにお手入れして、洋服を長持ちさせたいと思います。
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