V・B・ローズ

マンガ

またまた日高万里さんの作品です。ベルベットブルーローズと読むそうです。未だ誰も咲かすことが出来ない、青いバラもいつか咲かせることが出来るかもしれない、そんな驚きと喜びを交えるような素敵なドレスを作るお店での恋のお話です。サブキャラも魅力的でした。

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あらすじ

女子高生だが、バック作りが趣味のあげは。実は超シスコンで、自分の作ったバッグを姉に喜んでもらうのが嬉しくて、作っていたらどんどん上手くなっていって、腕前はプロ級。そんなあげはは、姉の結婚式のドレス作りを任されたV・B・ローズというドレスショップで、紫(ゆかり)くんを出会う。紫くんは見た目は、ロン毛の超イケメンだが、性格が横柄で口が悪い。でもドレス作りの腕は確か。ひょんなことから紫くんの下でアルバイトすることになったあげはだが、社会人の紫くんは仕事第一で恋愛には興味なさそう。今までいたアルバイトさんはみんな紫くんを好きになり、振られて辞めて行ったとか・・・。自分の気持ちを隠し、アルバイトとして精いっぱい頑張るあげは。会社を舞台にした社会人彼との恋の行方は!?

感想

このお話は本当に美男美女揃いで、美しいですね~。あげはは高校二年生くらいでしょうか。最初の方はシスコン気味すぎて、ただのわがままな嫌な子なのですが、巻を重ねるにつれて変わっていきます。前向きで、カッコいい、さっぱりした女の子の印象になりました。そして、かなりの美女扱いになっていきます。最初はそんな設定でもなく、ちょーっとお口が悪い大雑把なかんじの女の子で、昔の漫画だからこんなノリなのかなぁ~くらいで読み進めていくといいと思います。

紫くんは、23歳くらい?で家庭環境が複雑なので、性格がひねくれているのも納得です。それでも根は素直で、真面目ないい子みたいです。中世的なイケメンは好きなのですが、紫くんのファンになるほどの魅力はなかったです。口が悪いせいか、余裕がないせいか。それでも、二人が魅かれあっていくまでの過程は十分楽しめました。

付き合うようになってからも、二人の関係はあまり変わらずです。進路に悩んでいるあげはに、紫くんは甘い言葉を囁くわけでもなく、ちょっと放置しちゃうあたりは大人なのか、子どもなのか。結局は、専門学校に進んで社会に出てから、紫くんの会社を手伝うようになるので、ハッピーエンドですけどね。

社会人との恋だと、学生側は傍にいるか、自分の目標に進んでいくのか、みんな迷うところですよね。社会人側からすると足かせにはなりたくないけど、本音は傍にいて欲しい。でも、目標は応援してあげたい。という気持ちで複雑です。人生における分岐点なわけですから、現実には別れる男女も珍しくないです。

でもでも!漫画ならこういう時は、大人の余裕で一緒に悩んであげて、話を聞いてあげて、支えてあげて欲しい!!「そんなに辛いなら結婚する?俺はちょっと早くなってもいいよ?」くらいの言葉が欲しい!その上で自分の目標に向かって進んでいく彼女を送り出して欲しい!!と思いました。

日高万里さんの作品で一番好きなのは、やっぱり天使2/1方程式かな~。

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