リビング学習ってどうなの!?メリットとデメリット

子育て
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リビング学習とは

子供部屋で勉強するのではなく、リビングで家族の気配を感じながら勉強することです。

一昔前の学習方法では、静かなところで勉強した方が集中できるとされていましたが、最近では、程よく人の気配がして静かすぎないところで勉強した方が、実践的で良いと考えられているのです。

実際に、学校や試験会場は静かかというと、筆音やページをめくる音、外からの雑音などがあるのが普通です。そんな中でもしっかり集中して、実力を発揮できることが求められているのです。

いつから

リビングに机を置いて勉強させると成績が上がるという話が広まったのは、10年程前になります。有名大学に子供を入れた母親が実践した教育方法で、子供の成績に悩んでいた母親達はこぞって真似しました。

日本は戦後から欧米の住宅事情を真似するようになり、居間はリビングに変わり、各々の個室が重視されるようになりました。父親の書斎から始まり、子供部屋から母親の家事部屋まで今では様々な用途に分け、個人のプライバシーを重んじるようになりました。

しかしその流れは今、リビ充家族として以前の日本の姿にまた近づこうとしているようです。

リビ充家族とは

リビングを広く作り、個室に籠らず、帰宅後の時間を各々別のことをしながらも、リビングで過ごすことを楽しむ家族のことです。

今流行りの仲良し家族の延長といえるかもしれません。

このような流れによって、子供がダイニングテーブルで勉強する家庭がさらに増えたのですが、近年この流れは、ダイニングテーブルから、リビングの一角に小さな机と学用品の収納スペースを用意してあげるというのが一般的になりつつあります。

では、そのリビング学習のメリットとデメリットを考えてみました。

メリット

スペースを取らない

賃貸物件にはありがちですが、学習机を置くスペースがないという理由で、学習机の購入をためらっている家庭は少なくありません。

1人分なら何とかなるけど、下の子が小学生になったときのことを考えると、なかなか難しいのが賃貸住宅事情の辛いところですよね。それがリビング学習だと省スペースで済むので特に好まれています。

安心する

リビングで勉強することは、他の家族の気配を感じながら過ごせるので、幼いうちは特に子供が安心して過ごせます。

実際に2階に子供部屋があっても低学年のうちは怖がって一人で上がることもできなかった、なんて話もよく聞きます。そんな中で一人で集中して勉強するなんてまず無理ですよね。

緊張感を保てる

個室で勉強していると、例え漫画を読んでいても、イラストを描いていても、居眠りしていてもわかりませんよね。

ドリルの答えを見ていたり、ちょっとしたズルをしていても、親は成績が下がるまで気が付きません。それがリビング学習だと、常に親の目の届くところにいることになるので、集中して勉強せざるを得ない環境になります。

怒らなくていい

勉強机をリビングに設けるメリットは、特に小学校低学年のうちが肝心になってきます。

小学校低学年のうちは、学校から帰ってくるとランドセルを玄関やリビングに投げ捨てていきますよね。

そして、リビングにいる母親におやつをねだり、おやつタイムから今日学校であったことなどを話してくれます。

そんな流れの中で、2階にある子供部屋にわざわざランドセルを持っていくはずがありません。

そこで母親はイラっとします。「ランドセルを2階に持って行きなさい!」というやり取りが少なくても3年くらいは、ほぼ毎日繰り返させるわけです。かなりのストレスになります。

すぐに対応できる

低学年のうちは宿題の丸付けや音読など、親がサポートしてあげなければならないことがたくさんあります。

宿題がわからなければ、忙しく家事をしている母親を子供は容赦なく呼びつけます。

手が離せないときや急いでいるときなどはイラっとしますよね。でも、同じリビングで学習しているのなら、すぐに答えたり駆けつけることができます。

兄弟で学習する

兄弟の誰かが勉強し始めると、必然的にテレビを消したり、遊びに付き合ってくれなくなります。

その空気の微妙な変化が、兄弟共に学習を始める良いきっかけになります。

その上、机を並べることになるので、わからない問題があると上の子に聞いたり、教えてくれたりするようになり、お互いに良い刺激になります。兄弟の絆も深まるかもしれません。

忘れ物も防止

特に低学年のうちは明日の準備までしっかりと確認してあげないと、いつの間にか忘れ物を普通にする子供になってしまいます。

今の小学校は宿題を忘れても、忘れ物をしてもあまり怒られません。忘れ物に対する危機感がなくなるのは、注意力や確認不足ということで社会に出てから致命的な弱点になりかねません。

日々忘れ物をしないように、確認しながら準備することや、定位置管理を幼いうちから教え込んであげるためには、個室を与えるより、母親の目の届きやすいリビングの方が効果的です。

整理整頓を教えられる

リビングの机はスペースが限られています。

その上、確実に毎日母親の目に止まるので小まめに片付けを促したり、物が増えてきて溢れれば、取捨選択し収納場所の見直しをせざるを得ない状況になります。その繰り返しを子供と一緒に定期的にすることで、子供は物の減ら方を学び、整理整頓が身に付きます。

整理整頓の基本を実践的に教えてあげることが自然出来るのです。

デメリット

兄弟喧嘩

照明の明るさが足りないことや、ダイニングテーブルと椅子の高さの関係で姿勢が悪くなる可能性、学用品を持ち歩くことでの忘れ物などが危惧されますが、それらはリビング学習用のセットを購入することで解決します。

一番ありがちなのは、兄弟で学習の速度が違うので、喧嘩になってしまうことです。また、幼い兄弟がいれば学習している横での飲食や、テレビがついている環境になりかねないので、子供によっては反対に集中できないかもしれません。

リビングが片付かない

消しゴムのカスや鉛筆の粉などでリビングが汚れることや、食事の準備が進まないことなどは、レイアウトによって解決できる面もありますが、リビングが片付かないことが我慢できるかどうかが切り離せない問題になってきます。

やはり学用品は日によって増減をくり返しますし、子供の物はカラフルになりがちなのでリビングの雰囲気がごちゃごちゃとしてきてしまいます。

うまく収納や目隠し出来ればいいのですが、リビング=くつろぐ場所の雰囲気は少し崩れるかもしれません。

書斎や寝室の縮小

リビ充家族には、総じて父親の書斎がなくなる、寝室が狭くなるという傾向がありました。

リビング学習のスペースも含めて、個人が狭く感じない居心地のよい距離感をとるためには、リビングを広くとる代わりに父親の書斎を無くすといった個室の縮小は避けられないようです。

おわりに

いかがでしたか?世間一般で言われているメリットだけでなく、デメリットも上げてみました。デメリットは親が耐えられるかが大きな鍵になってくるかもしれませんね。

高学年になるにつれて、学習面で親が子供のサポートする機会は減ってきます。それに伴って、改めて学習机を用意したり、個室を用意するので子供は十分なのかもしれません。

小学生になると1人部屋を持ちたがりますが、実際に掃除や整理整頓が出来るようになるまでは、管理しきれないものです。

それぞれの住宅事情や家族構成、親子の性格などを考えながら一番良い学習スタイルが見つかると良いですね。

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