世界で一番大嫌い

マンガ

日高万里さんシリーズを読んでみました。思っていた以上に古い作品なのですね~。1998年に第一巻発行になっています。家電でのやり取りとか、懐かしの携帯電話だったりで時代を感じました。本自体も日焼けして古くなっていました。

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あらすじ

秋吉家は6人兄弟。その長女である万葉は、弟の幼稚園のお迎えに行った時に会える水嶋先生に恋をしていた。お迎えの日は毎週火曜日のみ。その週1のお楽しみの日に必ずいるのが、水嶋先生の親友の杉本だ。7つ年上のくせに高校生の万葉にやたらと絡んでくる杉本を万葉は嫌っていた。

ある日、水嶋先生がもうすぐ結婚することを知った万葉は、不覚にも杉本に胸を借りてしまう。それ一件以降、万葉と杉本の距離は徐々縮まっていくのだが、自他ともに公言する万葉のストーカー杉本と万葉の恋の行方はいかに・・・。

感想

ちょっと初めの方の絵が苦手なので、今まで敬遠してきたのですが、天使1/2方程式を読んだことにより、ルーツを知るために読んでみました。万葉は美人で長身で気が強い女の子。杉本は万葉マニアの変態オカマ言葉なイケメン美容師。

お話は万葉が失恋したり、万葉の親友の扇子が杉本を好きだったりと、恋愛と友情に悩みながら成長していく女の子を描いたものなのですが、杉本がちょっとストーカー気質すぎてついていけません。殴られても冷たくあしらわれても万葉ラブで、その癖にいざという時は一歩が踏み出せない押しの弱いかんじ。なのでなかなか引っ付かない上に、恋人同士になっても進展がなさすぎて、びっくりしました。じれったいのが好きな人はいいですが。

時代的に少女マンガの流行りがこういうかんじだったのかもしれませんね。年上の男性が女の子をやさしく見守る的な?その男性には実は暗い影の部分があり、それに巻き込まれて・・・定番の展開ですかね。個人的には、主人公たちの恋愛より、主人公の親友の扇子と本庄の恋の行方の方が気になりました。なんとか最後まで読み進められたのは、この部分によるものが大きいです。

扇子と本庄の恋については、「お気に召すまま?」に続編が収録されていました。この二人の子供が天使1/2方程式で出て来る「みちるちゃん」なのかと思うと、みちるちゃんの出番をもっと増やして欲しかった~!と思ってしまいました。「V.B.ローズ」という作品でも多少、秋吉家の人物が出て来るようなので、機会があれば読んでみようかなと思います。

また、一緒に「秋吉家シリーズ完全版①②」も読んでみました。秋吉家の子供たちがお年頃になり、それぞれの恋を描いた読み切りを集めたものです。秋吉家のファンにはたまらないかもです。②の「ありのままの君でいて」のお話が、幼い恋のもろくて切ないかんじがおもしろかったです。

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