ラストゲーム

マンガ

はなとゆめコミックスLaLaの作品なので、期待してレンタルしたのですが、なかなか進まないストーリーにやきもきしました。そして自分はドMの男の子には萌えないのがわかりました。絵は好きなのにな~。

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あらすじ

柳尚人は九条美琴という女の子を追いかける10年間を過ごしている。

二人の出会いは小学校高学年の頃、転校してきた九条に、勉強とスポーツの両方を負けてしまう。当時は井の中の蛙のように、天狗になっていた小学生男子の柳には生まれて初めての屈辱だった。リゾート会社の社長の息子である彼は、ついに「俺にそんな態度とっていいと思っているのか!?俺は社長の息子なんだ。」と偉ぶる。そんな彼を九条は「それはあなたのお父さんがすごいのであって、あなた自身がすごいわけじゃない。」と切り捨てられてしまう。

自他ともに認めるイケメンで勉強も出来て、スポーツも出来て、完璧なはずなのに、九条は全然なびかない。「そうだ!九条を落として、俺を好きにならせてからこっぴどく振ろう大作戦」もカラカラ空回りで、失敗。柳の一方的なライバル視で出来上がった二人の関係は大学生まで長引いて!?

感想

最初は柳がイヤな奴なんですよ。花より団子の道明寺的なかんじです。そういえば、ストーリー似てるかも。お金持ちの彼が貧乏家庭女子を追いかけ回すあたりとか。女の子がやたらに鈍くてラブの部分が全然進まないあたりとか。

九条は早くに亡くした父の代わりに母親を助けたいという気持ちが強く、その為に勉強もスポーツも頑張る女の子で、いい子なんだけど他人に無関心、恋愛にも鈍い(というか関係ないことだと思っている)女の子です。

柳が九条に恋するのは出会ってすぐの頃、自分で母親を支えようと努力しているところを見てから。九条が柳を意識しだすのは、高校生頃、九条の母親が倒れて、一緒に病院に駆けつけてくれた時から。二人の間にはどんな時間軸があるのか、何年も何だかんだと傍にいたのに全然進展がありません。

柳が付きまとい、進学先はずっと一緒。柳からほぼ一方的来る連絡を受け、たまにごはんに行く関係(デートではない)になった二人ですが、九条に初めての女友達が出来て、サークルに入ったあたりから九条は変わっていきます。

決定打は後半の九条が同じサークルの後輩に告白されたあたりからかな。柳に付きまとう女の子に嫉妬したりと、内容は小学生並みですがゆっくりと気持ちに気づいていく過程は少女マンガならではです。今時の漫画には珍しく、11巻の最終巻まで二人は両想いになりません。なぜなら、九条から出したフラグも、柳には長年の空回りによるトラウマで通じないからです。悲しい。

すれ違い続ける二人ですが、気持ちにブレはないので、安心して読み進められます。

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