今回はキングダムを読んだ感想を書きます。
あらすじ
時代は紀元前、中国の秦の時代。奴隷の信は、同じ奴隷の漂と一緒に天下の大将軍になることを夢見ている少年だった。ひょんなことから漂は王宮に仕えることになったが、すぐに暗殺された。王の身代わりとして。信が漂に託されたメモを元に約束の村へ行くと、そこには漂そっくりのこの国の王、政がいた。その村で出会った可りょうてんと共に、追ってから命からがら逃げる3人。
様々な出会いや別れを経て、信は天下の大将軍になって、政と中華を統一するという目標を持つ。戦乱の世に生きる少年が、奴隷から大将軍になり、中華を統一するまでの史実に基づいた、成り上がりの物語。
感想
これからこの作品に出会う人は、この感動とか面白さを味わえるのか~!いいなぁ!
読み始める人は連休とかで時間のある日からじゃないと、止まらなくなって寝不足で大変になります!キャラも多く、名前も紛らわしく、書き分けが甘いところもあるので、じっくり読んでいく時間が必要になるかもしれません。伏線はあまりないですが、話が深いので2度3度と読みたくなる内容です。
歴史が苦手な人でも大丈夫なのですが、乱世なので戦いシーンでは、ズバンズバンと首が飛ぶからそこは覚悟が必要です。あと、前振りの割に次のページであっさり死ぬようなキャラも少なくないので、その点も忘れずに。女性目線でいうと胸キュン出来るようなキャラはあまりいないです。まさに漢の世界ってかんじなので、少年になった気持ちで純粋に戦いを楽しみましょう。
どんだけすごいの!?
・2013年第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞
・2012~2014年の間にNHKにてアニメ化
・2010年アクションゲームとして「キングダム一騎闘千の剣」がPSPにて発売
・スマホゲームアプリは「キングダムセブンフラッグス」や「キングダムー英雄の系譜ー」が配信されている
・2015年5月28日テレビ朝日「アメトーーク!」にて「キングダム芸人」が放送される
キングダム芸人のコスプレが話題に!姜かいの小島瑠璃子は実写化したような素晴らしさ!タジフのケンドーコバヤシは芸人なのに、ずっとお面を外さずに収録し、酸欠になるほどの熱の入れよう。
その後、各地の書店からキングダムが消える現象が起こり、マンガのまとめ売りサイトでは売上がひと月○○○○千万円。
・作者の原泰久さんの師匠はスラムダンクの井上雄彦さん
一時は打ち切りも検討される程に人気が落ち込んだキングダムでしたが、作者の原泰久さんは師匠の井上雄彦さんにアドバイスを求めたそうです。そこで「目を少し大きく書いてみたら?」とのアドバイスをもらい、それを実行すると人気は右肩上がりに!
・最新刊は48巻
2006年9号より連載中で、現在は48巻まで出ていますが、まだ一つも国を手に入れていません。100巻以内には収めたいと仰っている作者の原泰久さんですが、どのようにまとめるのでしょうか。
・2017年10月19日発売のヤングジャンプの表紙が、ようたんわのコスプレをした内田理央。その美しさに歓喜するファン。
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