片翼のラビリンス

マンガ

最近はフラワーコミックスも面白いなぁと思っているところです。花とゆめより少しアダルトな場面はありますが、絵は幼めで可愛いお話が多いです。ちょっとドロドロしている内容も許されるみたいです。

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あらすじ

都は高校3年生。ゲームばかりして、勉強が苦手で見た目も普通な女の子。そんな都は同じクラスのイケメン大翔に恋をしている。しかし大翔には年上の超美人な彼女がいる。それが都の姉の蛍だ。二人が付き合うようになったきっかけは、都の文化祭に蛍が来たことでの大翔の一目惚れだ。

都の気持ちを知らないまま二人は付き合い始めた。告白も出来ないまま、都は高校一年生の頃から続く片思いを不完全燃焼の状態で引きずっていた。「諦めたいのに、身近にいすぎて出来なくて辛いー。」泣きながら漏らした都の本音を、二人は偶然聞いてしまう。シスコン気味な蛍は、都を深く傷つけていたことにショックを受け、大翔と別れ、失踪してしまう。その事実を知った都は「私が消えるから。」と自殺してしまう。

・・・はずだったのだが、都にはあの日見つけた「片翼の鍵」がある。都は片翼の鍵でタイムリープし、大翔と蛍の出会い前からやり直すことに!?

感想

タイムスリップとタイムリープの違いを初めて知りました。タイムスリップは体も中身も時を越えて来てしまうことで、タイムリープは記憶のある状態で中身だけ時を越えてきてしまうことなんですね。

最初、都は本当にクズで何の努力もせずに姉を羨ましがるだけのつまらない女の子でした。しかし、タイムリープしてきてからの都は、後悔をバネにして恋にも友情にも積極的になります。もちろん勉強も記憶があるので、スムーズにいきます。

彼女の変化は周りを巻き込み、いい方向へと流れていくのですが、怪しい動きをするのが大翔の親友である司と、都の親友のはなちゃんです。実は二人は都の自殺を止めようとタイムリープしてきていたのです。都の恋を応援し、精神的にも支えてくれるはなちゃん。都を補佐し見守る司。みんなの努力の甲斐あって、都は大翔と付き合えるのですが、結局は大翔が蛍と出会い、振られてしまいます。

都はそっけないけど、自分を応援してくれる司に徐々に魅かれていきます。一方、司は都のことが好きで、何度もタイムリープして過去をやり直しているというとても一途な男の子だったのです。二人の気持ちがやっと通じ合いそうな時、司の持っていた「片翼の鍵」が行方不明になってしまいます。それを盗ったのは「片翼の鍵」の秘密を知った大翔でした。

タイムリープで都に蛍との恋を邪魔された(結果的にですが)と思っている大翔は「蛍と出会えた元に戻してくれ。」といい、都を責めます。自分の恋さえうまくいけば、都がどうなっても構わないと言わんばかりの感じの悪さ。なんて男だー!!いや、待て待て。この大翔は都が自殺する未来を知らないのか。

文化祭前にタイムリープのした大翔は、予定通り蛍と出会い恋愛をしますが、都が自殺する日はやってきます。つまり大翔が蛍に振られた日。大翔は蛍に振られたことを都のせいだと都を責めました。きっとこれが都を自殺に追い込んだ一番の原因です。都が飛び降りる直前・・・。

それを止めたのが未来から来た司。司から渡された本により、都は「片翼の鍵」でタイムリープしていたすべての記憶(大翔に書き換えられる前や司の分)を知ります。そこで司を好きになった記憶を取り戻した都は絶望の淵から立ち上がります。未来から来た司は「黒い両翼の鍵」と「白い両翼の鍵」を持っていました。「黒い両翼の鍵」で蛍の命を使って、今まで(片翼の鍵を使ったタイムリープ)とは違うタイムリープしてきた未来の司は、持ってきた「白い両翼の鍵」で入学式の朝から都にすべてをやり直して欲しいといいます。そして何も知らない自分を都に振り向かせて欲しいと。

そこから都はみんなが幸せになる未来を築くために、一人でタイムリープしてすべてをやり直します。自分の知っている過去の記憶と一人でタイムリープしてきてからの現在はところどころ違っていて、多くが司やはなちゃんのサポートによるものだったことを知ります。そして自分の行動一つで起こる出来事の違いや関係性の変化を学びながら、再び高校生活を送っていきます。

まぁ結局は大翔が少し辛い思いをしながらも大翔♡蛍、司♡都で何だかんだハッピーエンドになるのです!ラストは合同結婚式の絵だったので、いいラストになりました。いや~途中がドロドロしてきたのでどうなることかと思ったのですが、後半はまた明るくて楽しいかんじになって終わって本当によかったです。

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