日々蝶々

マンガ

今日はやっと読めた日々蝶々の感想を書きます。以前レンタルしようと思ったのですが、何故か2巻だけ借りられていて、まとめてレンタル出来なかったので見送ったんです。

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あらすじ

柴石すいれんは、この春晴れて共学の高校に入学した。すいれんは無口で笑わないけど、見た目がとっても可愛く、芸能人!?ってくらいのレベルの女の子。入学早々学校一の美少女とされ、そのミステリアスさから、みんなの憧れ「高嶺の花」となった。通称「高嶺ちゃん」だ。

どこへ行っても男子に注目され、騒がれ、声をかけられる毎日。そんな日々の中、自分をジロジロ見ない同級生の男子、川澄くんに出会う。男の先輩に絡まれたのを助けてくれたのだ。川澄くんは見た目は普通のメガネ男子だが、空手部で女子と話さない硬派な人。

無口な二人がどのように恋に落ちていくのかを書いた「君に届け」以来の純愛もの。

感想

まずは、どんなに芸能人並みの容姿でも、こんなに無口なら現実的には学校一のアイドルにはなれないだろうと思いました。親しい女友達と授業中くらいしか声を発しない、二コリとも笑わず、フルフルと顔を横に振るか、親友のあやちゃんの通訳が必要なコミュニケーション能力の主人公です。(その姿にイライラする人は読み続けられない作品です)

入学当初こそ噂になり、騒がれるかもしれないが、この中身ではどんなに可愛い高嶺の花でも、普通は人気が落ちていくでしょ~と冷めた目で見てしまいます。だいたい、こんなに高嶺の花に(可愛いのに無口で笑わない)馴れ馴れしくしてくる勇気ある男子がそう何人もいるか!この高校には、すいれん以外に可愛い女子はまったくいないのか!?と突っ込みをいれたくなります。その辺はちょっと現実離れしすぎているのですが、コミックとしては人気のある作品なのでさすがといいますか、面白いです。作者さんは初連載のようですが、12巻完結(実質は11巻)で長すぎず、短すぎずちょうどいいと思います。

まぁ、そんなダメ出しは置いておいて、個人的には好きな作品です。好きなシーンは何度も読み返したくなっちゃう魅力があります。特に3巻のりょーすけ(川澄くんの親友)が2人の気持ちに気づいて、「お前かよ!?」と思い悩む辺りが大好きです。このお話は、ライバルの女の先輩もそんなに悪い人ではなくて、基本的に悪者はいないかんじのお話なので、ドロドロが苦手な私でもじっくり読むことが出来ました。

どっちかというと、高嶺の花であるすいれんの方が、川澄くんのことを好きで、頑張って頑張ってアピールする姿に微笑ましくもなります。まぁ意中の相手がすぐに振り向いてくれるのが、可愛い子の特権といいますか・・・。付き合うようになっても、二人の間には浮気とか他の相手に気持ちがグラグラとか、ヤキモチですれ違いとかの定番の展開はほぼありません。もちろん、話の展開的にちょっかい出してくる人はそれなりにいますが。芯がしっかりしている2人なので、すいれんが思うように、これが人生唯一の恋となるであろう2人の気持ちの強さにもグッときます。2人のようにお互いが初恋で、相手を思いやることが出来る強い気持ちの恋を、学生時代にしてみたかったなぁと思わせる作品でした。

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