銀の匙

マンガ

今日は、銀の匙という少年マンガを珍しく読んだので、その感想を書きます。作者は女性なので絵も可愛らしく、ほのぼのストーリーです。

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あらすじ

中学時代、進学校で勉強を頑張り過ぎた八軒は、高校受験に失敗し、学力競争から逃げる形で大蝦夷農業高等学校に進学した。理由は、寮があるから=親から離れられるだった。

八軒はお人好しで真面目な性格。元々農家出身の子供が多い大蝦夷農業高等学校では、将来は実家を継ぐべく勉強に来ている生徒が多い。そんな周りと自分の感覚の違いや将来の考え方に戸惑いながらも、仲間との仲を深めていく自己成長ストーリー。ちょっとだけ恋もあり。

感想

この漫画は、少年サンデーで掲載されているだけあって、なかなか考えさせられる作品です。作者が女性なのもあって、無駄にエロシーンがないのもいいです。

一番印象的なのは、実習で育てている豚に(もちろん食用)名前をつけて世話をし、自分のなりに答えを出そうと頑張る話です。家畜として育てていく距離の取り方、家畜の厳しい現実、毎日スーパーでパック詰めされた肉を見ているだけの現代人には、こう現実を突き付けられた感が結構胸にきます。この話を読んで、子供にも読んでみて欲しいマンガになりました。

仲間との話ではピザ作りのあたりが面白いですね~。面倒なことを押し付けられても頑張る八軒。周りも巻き込みながら、信頼関係を築いていくあたりが青春です。めんどくさい奴だけど、真面目に一生懸命な奴には人はちゃんとついて来てくれることや、応援してくれる人が出て来るのがいい。あと、副ブチョー(八軒が清掃活動で拾ってきて、馬術部で飼っている)も可愛い。常盤とのコンビも好きです。

八軒は、いい奴なんだけど草食系男子なのか、恋愛面ではさっぱり進展がありません。想い人は同じ部活のアキ。天然でのんびり系の田舎の女の子なのですが、アキの実家を住み込みでバイトしたり、勉強を教えたりして、仲は深まっているのですが、両想い止まりの状態をずーっと維持しています。

個人的に一番好きなキャラはタマコです。巨大乳牛ファームの娘で、シビアでキツイ一面もあるけど、金銭管理が得意でしっかり者の女の子です。ちなみに八軒とは完全にただのクラスメイトです。

彼女にはイケメンのお兄さんがいるのに、ぽっちゃり体型の為その美貌が隠れてしまっています。でもたま~に夏バテとか、イベント出演の為(食券と取引)に激ヤセします。このギャップがイイです。また、親の経営する会社に就職して、経営に口出しして乗っ取ろうしていると野心家なところも面白い。一本筋が通っているキャラで姉御肌?八軒は困ったときにタマコを頼ることが多いです。

作者さんが家庭の都合(育児とか介護?看病?)でしばらくお休みされていたのですが、最近復活されたそうで、今後の話の展開が楽しみです。

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