子は親の鏡とはよく言ったもので、子供は本当に親のことをよく見ています。特に口癖や怒り方は特にそっくりになります。
うちはそんなことないだろうと思っていたのですが、昨日パパに言われてしまいました。
「上の子が下の子を怒る時の怒り方がママそっくりだ。」
うちの子の怒り方は
「それやめて!〇〇もそんなことされたら嫌でしょ?〇〇がお姉ちゃんだったら今のどう思う?いやでしょ?」
ていうかんじです。
私、あんなにクドクド怒ってる?まぁ怒ってるのかな~。あぁ嫌だ。
「最近ママはちょっと怒りすぎじゃない?しつこく言わずに、一言やめなさい!だけでいいんじゃない?」
とパパからのアドバイス。
そりゃ私だって、くどくど怒りたくなんかないよ?でもさ、育児書には怒るときは必ず理由を説明しましょうって書いてあるじゃん!
子供がその言葉を理解出来ても出来なくても、なぜだめなのかをちゃんと説明しましょうって!だから生まれてからずーっとそうしてきたのに、今更だよ!
だいたい、私だって怒りたくなんかないよ。怒るのって疲れるし、いちいち目を光らせていないといけないし。
でも、子供たちはもうやさしく言ったって効かないから怒ってるんじゃん!それに普段パパが怒らないから、私が厳しい父親の役(実際は口うるさい母親の役)をしなければならないんじゃん!
っともうムキー<(`^´)>っとなりました。
しかしここで私が怒ってしまっては、今後パパからの貴重な意見をもらえなくなると困るので、一応聞き入れることにしました。
「わかったよ。子供たちのことなるべく怒らないようにする。(*´з`)」
若干スネてる感でちゃいました(笑)
アンガーマネジメントとは

以前、本かテレビかでアンガーマネジメントについて聞いたことがあります。怒りをコントロールする方法。
アンガーマネジメントとは怒りをただ我慢するとか、怒らないようにするのではなくて、怒りと上手く付き合うことで、その怒りを上手に相手に伝えられるようになることです。
その怒りはなぜかを考える

だいたい怒りという感情は、自分の理想と現実のズレから起こります。「こうしたい!こうあるべき!」という願望や責任感から、その期待を裏切られてしまうことによって強い怒りが生まれます。
「自分は今、こうあるべきと思っているんだな。」と客観的に理解し、相手にどうして欲しいかを冷静に具体的に伝える、ということが必要です。
さっきのパパとのやり取りで説明すると、私は
「自分のことを棚に上げて、私のやり方を否定しないでほしい!本来はパパが怒るべきところだってあるのに。」
と思っていて、パパにして欲しい事は、
「好きで怒っているんじゃないのよ。頑張っている自分を認めて欲しい。その上で、アドバイスして欲しい。どうやっていけばいいのか一緒に考えて欲しい。」
ということですかね。冷静に分析すると私ってめんどくさい女かもしれない( ゚Д゚)
怒りそうになった時の対応を決める
今日から絶対怒らない人間になるなんて、まずできません。
だって周りの環境は全く変わっていないんですよ?それなのに自分だけスイッチを入れるように変わるなんてロボットじゃあるまいし。
ということで、私は怒りたくなった時の対応の仕方をいくつか考えました。
- こういう時はなんて言って欲しいかを子供と前もって相談する(兄弟喧嘩を止める時、朝の準備が進んでいない時、お行儀が悪い時など)
- 数を数えて落ち着く
- 常にヘアゴムを腕に巻いておいて、怒りたくなったらゴムをはじいて、痛みで気持ちを逸らす
- その場を離れて冷静になる
- ママがもし怒ったら、ぎゅっとして「怒らないって約束したよ?」と子供に言ってもらう(保険を込めて)
というような取り決めをし、子供に今日からママはなるべく怒らないようにしますと宣言しました。
一番簡単な方法は
私の場合は、責任感を捨てることかなと思います。よく言うと気をラクにするということですかね。
ちゃんと躾けなきゃ!いい子に育てなきゃ!この子が嫌な思いや後悔をしなくていいように、私が言っておかなきゃ!という親心から必死になっていたのですが、ちょっといい意味で肩の力を抜く必要があるのかもしれません。
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