天才と話題になっている棋士・藤井聡太さんは、中学生にして史上最年少プロ棋士となり、歴代最多29連勝という歴史的な快挙を樹立しました。
この聡明な方がどんな教育を受けてきたのか子どもを持つ母親なら気になるところですよね。
藤井さんと将棋の出会いは、祖母が教えてくれたことから始まります。祖母はあまり将棋が強くなかったので、祖母を負かすことによって藤井さんは将棋に興味が出たというのです。
文字より先に将棋を覚えたなんて話もあるくらいなので、幼稚園の頃にはすでに出会っていたのではないでしょうか。
これは最近、私が個人的に教育学者の方に聞いた話ではありますが、幼児期は漢字=難しい・覚えなくては!というような漢字に対する先入観がないので、形から入ることが出来ます。
特に漢字は文字の成り立ちが象形文字に似通ったところがあるので、幼児が漢字を覚えることはそんなに難しいことではないのだそうです。
ひらがなからではなく、漢字から教えても良いくらい(ただし、絵合わせ的な遊びの中で)なのだそうです。そして、幼児期にはその形を認識する能力を育てることが脳の発達にもとても良いのだとか。
となると、将棋駒の文字の形とルールを覚えれば、漢字が読めない幼い子供でも将棋を楽しめるということになります。ルールを覚えるまで将棋に熱中できる子どもは稀かもしれませんが。
そんな藤井さんが子供の頃に遊んだとされているのが、キュボロというおもちゃなのです。
キュロボとは
キュボロはスイス生まれの玉の塔です。
スイス北部に位置するエメンタール地方の森で育ったブナの木材のみを使用して作られています。
写真のようにキュボロは溝や穴のあいた立方体を組み合わせ、上から落としたビー玉が下まで落ちる玉の道を考え工夫し作り上げる遊びです。
外側からは見えない内部にもビー玉の道ができるのが楽しさを倍増させる秘密!
藤井さんが話題になった当時は、おもちゃ屋さんでは問い合わせが殺到し、売り切れ続出したそうです。
なかなか高額なので驚いてしまいますよね。もう少しお手頃なお値段で同じような効果のある類似品を集めてみましたので、参考までに。
おすすめの知育玩具
このくみくみスロープはうちの子も買ったのですが、くもんの商品なだけにしっかりとした知育玩具です。自分でコースを考えていくので、手先の器用さだけでなく、空間処理能力も育ちますし、遊びの年齢も8歳くらいまで遊べます。
転がす玉を誤飲しない年齢になったら、ぜひ検討していただきたいおもちゃです。
男の子ならこのピタゴラスイッチ的な玉が転がる系のおもちゃは、好評なこと間違いなしです。
もう子供は大きいからある程度本格的な将棋をやらせたい!のならこちらの『スタディ将棋』や、
こちらの『はじめての将棋&九路囲碁 ゲーム20』
がおすすめです。
将棋と囲碁、チェスは頭を使う、賢くなる遊びなので、出来るようになっていて損はありません。
テレビで将棋をよく取り上げられている今、子供が興味を示したなら先行投資として安いものかもしれません。
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